ピンポン玉野球とは?? [ピンポン玉野球の知識]
ピンポン玉野球は卓球野球とも呼ばれ、「卓球玉でする野球」です。また、メジャーな呼び方をすると「ピンポン野球」「ピン球野球」です。
よく学生時代に友達同士でやっていたって方も少なくはないと思います。
卓球玉で野球をするこの「卓球野球」ですが、卓球玉だけ持ってきてもキャッチボールしかできません。野球ですからバットが必要です。しかし、バットで卓球玉を打つと玉が割れます。
では何で打つのか?
通常は卓球のラケット、バドミントンラケット、おもちゃのバットなんかで打ちます。
次に、プレーする場所です。卓球玉は非常に軽く空気抵抗が大きいため、風の吹く外は卓球野球に向きません。したがって風の吹かない体育館などの屋内となります。
場所と道具はこれで揃いました。野球みたいにグローブだのなんだのを準備する必要は無いのです。
バットは他のもので代用することも考えられます。まず傘ですが、これは長いためバットコントロールがききません。その上やわらかいので当たってもさほど飛びません。では短い傘ということで折りたたんだ状態の折りたたみ傘もあるのですが、これでフルスイングすると柄が伸びてそしてポッキリ折れます。手軽なほうきも打つ回数を重ねると球が割れていきます。
次に、卓球玉ですから当たっても痛くありません。でも至近距離から全力投球されれば痛いです。
そして何といっても醍醐味はピッチングにあります。ちょっと練習すれば、誰でも簡単にプロ野球選手が投げるような、いや、それ以上の変化球を投げられるようになります。多彩な変化球で打者を打ち取っていく快感は文章には書き表せません。